日本で学ぶ


日系スカラーシップ留学体験談~中川さん

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どうして日本へ留学しようと思ったのですか?


ブラジルで日本人の研究者に出会って、農学の研究についてお話をうかがいました。そのときから留学に興味を持ち、日本の大学は質が良いですし、日系人として日本の文化をもっと知ることができると思い、日本に留学することを決めました。


日本での生活はどうですか?


日本での生活はほとんど研究室生活です。ブラジルでの学生生活より研究室での仕事が多くて、実験や勉強を含めて、たまに一日24時間では足りません。でも、夜遅くまで大学に残っても安全に家に帰れます。専門によって違うかもしれませんが、先生から研究の結果を出すようプレッシャーがあるので、ストレスがたまります。しかし、日本で留学するのはメリットがたくさんあると思います。私のような理系の学生は、自分の実験用材料が高いです。ブラジルの州立大学では科研費が低く、よく困ることがありました。日本ではそういう問題が少ないので、心配することなく研究の実験ができます。また、日本はとても便利で、人も親切で、住みやすいと思います。日本財団の奨学生になってから、日本で日系の友達ができました。NFSAという奨学生のメンバーとして、いろんな活動ができますし、日本だけではなく他の国の文化も学ぶことができました。


どのような勉強・研究をしていますか?


私は農学研究院の博士課程の学生として、ダイズの研究をしています。地球の温暖化や砂漠化が農業 分野では大きな問題になってきており、農作物の収量や子実の品質が減少しています。そのため、様々な環境ストレス化におけるダイズの子実成分の変化を調べています。植物は動くことができませんので、ストレス下にどのような反応をするか調べて、収量や品質を上げるために研究をしています。


留学を通して、日系人としての意識が変わりましたか?


日系人としては日本での生活に慣れやすかったです。日本人は考えることと言うことが違い、傷つきやすいかもしれませんし、目上の人を尊敬しなければいけないなどの日本文化はいろいろ両親から学んでいたので、思ったより、カルチャーショックは少なかったです。


将来の夢は?


私の夢は、農業分野で日本とブラジルのかけ橋になりたいです。ブラジルでは小さな農家が多くて、生活がとても大変なのに、認められる人がなかなかいません。その人たちのために、日本で勉強した知識を使って、援助したいです。


これから留学を考えている人へメッセージを!


日本で勉強するのはとても厳しいと思います。でも、本気で日本に留学したいなら、皆さん、一所懸命頑張ってください!


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