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ニッケイ・ネットワーク/海外日系人協会便り No.9(2011年6月)

 

目次

 

P.1 東日本大震災で各国日系社会から支援続々!
在日日系人にも広がる支援の輪
 
P.2 来日後の日本語集中講座 日系研修員の半数が受講
日系社会青年ボランティア、シニア・ボランティア
 
P.3 あたたかいご支援ありがとうございます!
「日系人東日本大震災募金」1300万円を被災3県へ分配
9月30日まで継続実施
 
  日本財団・日系スカラーシップ「夢の実現プロジェクト」奨学生募集中!!
「JICA日系社会リーダー育成」は7月より受付
 
P.4 ブラジル便り⑨  
 中川デシオ・イサム医師を悼む
P.5 相談センター便り -最近の相談事例から- 日系人相談センター
所長 西山 巖
 平成22年度の相談センター業務の総括
P.6 日系社会Topics  
   決定版遂に刊行!ポ日英医学用語辞典 パラグアイ独立200周年 東京で記念イベント 他
  ≪賛助会員便り≫ 生方大六さん(群馬県海外移住家族会)

 

東日本大震災で各国日系社会から支援続々!
在日日系人にも広がる支援の輪
 東日本大震災から早3カ月が経過した。
 ブラジル日系社会では3月17日に、被災した岩手、宮城、福島の3県人会が主催してサンパウロで犠牲者の追悼法要を行った。3県人会長はいずれも戦後移住一世。やはり一世を中心に出身県を問わず約250人が集まり焼香した。日系社会で集められた義援金は、サンパウロ総領事館を通じ、これまで3億円以上が赤十字あて送金されているという。
 
 義援金以外でも「自分たちに出来る何か」で、日本を勇気づけたいという動きは、北米や他の南米諸国でも活発で、カナダ・バンクーバーでは震災翌日の3月12日に、B.C. Japan Earthquake Relief Fund(BC州日本地震支援基金)の設立を決定。カナダ全土の日系団体が協賛した。4月19日にはバンクーバーのクイーン・エリザベス・シアターで、チャリティーコンサートが行われ、同基金からはこれまでに1800万円(220,000カナダィアン・ドル)以上がバンクーバー総領事館を通じ送られている。
 
 昨年のサッカー・ワールドカップでの対戦で、日本での知名度が俄然上がったパラグアイからは日系農家が生産する大豆を日本に送り豆腐を製造し被災地に配布するアイディアが岐阜県の業者の協力で実行に移され、その製造資金の一部となる1000万円の募金活動をパラグアイ日本人会連合会がとりまとめ行っている。パッケージには日パ両国旗と「心はひとつ」の文字が描かれ、「パラグアイ国民は日本を応援します」のメッセージが添えられる。この豆腐の製造は100万丁まで続けられる計画だという。
 
 これらはほんの一部で、米国でもアルゼンチンでもボリビアでもペルーでも、またそれら以外の国々でも支援の輪は広がっているが、一方で、日本国内でもブラジル人、ペルー人など各地の様々な日系人のグループが、支援物資を集めたり、被災地で炊き出しを行ったり支援活動に立ち上がっている。
 
 名古屋市のブラジル人学校校長篠田カルロス氏を中心とするブラジル人のグループは、在日ブラジル商業会議所、駐日ブラジル大使館と提携し、宮城県南三陸町、石巻市、東松島市に、合わせて自転車400台、消毒用アルコール5000リットルなどを送った。おもちゃや文房具などは長野県や静岡県の在日ブラジル人が持ち寄ったものだという。浜松市のブラジル人は一人5個のカップラーメンを持ち寄り、2,500個に達した時点で被災地に送る運動を展開した。
 
 屋外でのバーベキューが得意なブラジル人による炊き出しは、各地で歓迎を持って迎えられている。一つのグループではなく岐阜県や、愛知県、神奈川県などから、また浜松市や栃木県のペルー人のグループも続々と実施している。土木工事会社を経営するブラジルの茂木真二さんは、自前のパワーショベルを持ちこみ、瓦礫の撤去作業を手伝う。
 
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石巻市でがれきの撤去作業をするブラジル人

 
 「リーマンショック以降、解雇されるなど辛い経験をしてきた彼らだが、住まわせてもらっている日本に対して感謝を表したいという気持ちがものすごく強い」1980年代から日本にデカセギに来る日系人の変遷を見てきた、アルゼンチンの松本アルベルトさんは語っている。 
 
 
あたたかいご支援ありがとうございます!
「日系人東日本大震災募金」1300万円を被災3県へ分配
 9月30日まで継続実施

 3月11日の「東北地方太平洋沖地震」直後より、当協会に海外在住の移住者・日系人の皆様から、義援金を被災地に送りたいと言うお申し出をいただき、下記口座を開設し募金受付を開始いたしました。 

 海外、国内より5月末現在で約1,300万円の義援金が集まり、6月に被災した岩手、宮城、福島の3県に送金し、6月21日、当協会田中克之理事長が、各県の東京事務所を贈呈のため訪れ、目録と寄付者のリストを県知事宛に手渡しました。これまでブラジル日本交流協会、トロント新移住者協会、ブラジリア日本語モデル校、タグアチンガ日本語学校、ボリビア・サンフアン日ボ協会、ブラジル日本語センター、ペルー日系人信用組合、ブラジル・汎アマゾニア日伯協会、パラグアイ日本人会連合会、パラグアイ都道府県人会連合会、ボリビア・ラパス日系人協会(以上到着順)とその他個人よりご寄付をいただきました。謹んで御礼申し上げます。

 当協会の「日系人東日本大震災募金」は9月30日まで継続して実施します。募金の状況については、当協会ホームページ、および本紙に順次掲載してまいります。

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来日したブラジリア日本語モデル校三分一校長より義援金を受ける田中理事長

 

1.海外からの振込 

 銀行名:SUMITOMO MITUI BANKING CORPORATION 

    (SWIFTコード:SMBC JP JT) 

 支店名:MINATOMIRAI BRANCH 

 支店住所:1-1-8 SAKURAGI-CHO, NAKA-KU, YOKOHAMA-SHI,

      KANAGAWA JAPAN 231-0062 

 支店Tel:81-45-683-3651 

 口座名義:The Association of Nikkei & Japanese Abroad 

 店番号-口座番号:Account No.300-0114898(口座通貨 円建て)

 

2.日本国内からの振込 

 銀行名・支店名:三井住友銀行 みなとみらい支店 

 口座番号:普通 0114898 

 口座名義:ザイ)カイガイニッケジンキョウカイ 

                                  以上 

本件問合せ先 

 神奈川県横浜市中区新港2-3-1 

 海外日系人協会 日系人東日本大震災募金 係  

 電話:81-45-211-1780(日本語)

    :81-45-663-3258(ポルトガル語、スペイン語)

 FAX:81-45-211-1781

 E-mail:info*jadesas.or.jp (*を@に変更してご送付ください)